新見南吉の不朽の名作「手袋を買いに」は、雪の季節になると語りたくなる作品です。
子どものころお母さんに冷たくなった手に「はあ~」と息を吹きかけてもらったことを 思い出します。
また美しい雪景色の描写が綺麗に描かれています。
親子の愛や、人間とはどんな生き物なのか?と問いかけられています。
母さん狐の最後の台詞「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」
は新見南吉自身の問いかけのようにも思えてきます。
【想像力のスクリーンに映る まるで映画のような語り劇】
日本は世界的にも珍しい語り芸の盛んな国です。
小河知夏劇場は、朗読でも読み聞かせでもなく「語り劇」専門のひとり劇団です。
落語のように1人で何役も演じ分け、舞台セットがなくても語り師がいる場所が舞台になります。 語り劇という新たなジャンルのエンターテイメント 是非、チャンネル登録おねがいします★