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【月イチzoom劇場】6月は桜桃忌🍒太宰治 原作『 語り劇版 桜桃 』6/23(木)19時30分

月イチzoom劇場

6月19日の「桜桃忌」

6月19日は太宰治の誕生日でもあり、愛人・山崎富栄と玉川上水にて入水自殺を遂げて、遺体が見つかった日でもあります。6月になると太宰治ファンたちの心の中はワクワクそわそわ!今年はどんな風に太宰治に心を寄せてこの日を過ごそうかと想像を巡らします。太宰治は作品ももちろんですが、太宰治ほど、太宰治という人間に強烈に惹かれてしまう作家はいないのではないでしょうか。

最後に執筆された短編小説『 桜桃 』

太宰治といえば、「人間失格」「斜陽」「グッド・バイ」「津軽」などが有名ですが、この「桜桃」は妙に惹かれる作品です。
「子供より親が大事だと思いたい」との冒頭の言葉、そして、最後の一文もこの印象的な言葉が使われています。みなさんは、育児や家族のことで悩んだり苦しんだりしたことはないでしょうか。私は結構悩み苦しんだタイプです(汗)私の息子は上の娘とは全然違い、癇癪持ちで、言葉の理解ができず、何度説明しても忘れてしまう・・とにかく手のかかる子どもでした。本当に大変な時は、子どもと少し距離を置きたいなと思うこともありました。育児で大変なのは、特に母親だと思っています。一緒にいてお世話をするのは母親なのですから。(特に昔の日本は)なので夫婦で子どものことが原因で喧嘩にるのは当たり前ですよね。「桜桃」の冒頭の主人公のこの言葉は、子どもが嫌いなのではなく、むしろ可愛く愛しいからこその「罪悪感」といいますか、そんな風に思ってしまう自分が嫌で自分自身を責めてしまう。そんな風に感じました。親子、夫婦の関係は毎日の暮らしの積み重ね。太宰治の最後の作品が、家族と向き合った正直な心の作品で、いつも心のなかに家族があったのだと思え私は好きです。

zoomオンライン本公演は新感覚のエンタメ体験にびっくり!!

zoomのオンラインLIVEは双方向まさに劇場なのです!お客様の反応をみながら演者が語ります。演者は観客の反応に乗せられて、ますますイキイキ演技をするでしょう。 そこがまさに実際の「劇場」なのです。 演者とお客様と一緒に作っていくのが舞台です。
チャットで感想をリアルタイムに伝えることもできます。終演後には、参加者と出演者と交流することもできます。家に居ながらできる不思議な劇場体験、ぜひ体感してください!

オンラインならではの演出!!


舞台でやっていることをそのまま画面に映しても面白くありません。きちんと、オンラインならではの演出がとてもとても大切です。「オンラインはリアルの代替え?!」などという言葉が実にチープに思えるほど、オンライン版の語り劇、見応えあります!

■オンライン語り劇「桜桃」観覧ご予約はこちら

◎日時:2022年6月23日(木)
 午後7:30~9:00 予定

※予告7月は河童忌 7月21日(木)午後7:30~芥川龍之介「杜子春」

◎場所:Zoom(各自のお家の特等席

◎木戸銭:2,000円(税込)

予約カレンダー

予約リスト
小河知夏劇場 月イチzoom劇場
19:30 注記

◎お問い合わせお申込み
info@ogawa-chinatsu.com