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前橋文学館 文学ライブ 語り劇版「星の王子さま」原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 4/15(土)午後2時~4時30分

公演・イベント情報

故郷、ぐんま県で語り劇「文学ライブ」を!

赤城山の裾野を眺めながら、空っ風に吹かれながら、自然豊かな吉岡町で育った小河知夏です。元声優で鎌倉五山「浄智寺」での定期公演、文豪ゆかりの地で語り劇【文学ライブ】を開催しています。一昨年、土屋文明記念文学館の企画展「わらう!太宰治」にて『走れメロス』(太宰治)を、昨年は、渋川市北橘地区社会福祉協議会主催で『吾輩は猫である』(夏目漱石)を語りました。そして今年は4/15(土)萩原朔太郎記念前橋文学館にて『星の王子さま』を語ることになりました。ありがとうございます!萩原朔太郎は、群馬が誇る文豪です。文学館は前橋の中心にあり、目の前には萩原朔太郎の生家も移築されています。どうぞ、この機会に訪れてみてくださいね。

前橋文学館
萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館

サン=テグジュペリ 星の王子さま

星の王子さまは、世界中で愛されている名作中の名作です。そして、この物語は生きて行くうえで大切なメッセージを、まるで星の瞬きのように優しく私たちに降り注いでくれます。語り劇の良さは、そのメッセージを「自分のこと」として「体感」し想像することができることです。

Zoomオンライン公演で再演を続けてきた小河知夏劇場の代表作を今回は会場版にてお届けいたします!オンラインで気軽にご覧になりたい方は4月12日(水)19時30分~の【月イチZoom劇場】でも上演します。ぜひ体感してみてくださいね。

 ↓4/12(水)のZoom公演詳細はこちら

大切なものは目にみえない

誰もが皆、むかしは子どもでした。心の扉を開けて、心のままに泣いて、笑って、この世界に興味津々で。笑 けれど年を重ねていくうちに、忙しくなって、こなすだけでも精一杯になって、大切なものを見失ってしまう瞬間をきっと誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。がんばらなくちゃ!と思うほど苦しくなったり、傷ついた経験から自分を守るために臆病になったり・・
そんなとき「星の王子さま」は優しくそっと寄り添って、大切なことを思い出させてくれる・・・世界中で愛されているサン=テグジュペリ不朽の名作「星の王子さま」

第二次世界大戦中、サン=テグジュペリが親友に捧げるために書いた物語

「星の王子さま」と聞くと”子ども””向けの物語と思っている方が多いようです
正確にいうと「昔こどもだった”大人”のために」書かれた本です。そして、第二次世界大戦中、たった1人の親友に捧げた物語・・・いま、大人になってこの物語を『語り劇』で聴くと今まで響かなかった言葉やシーンに心が揺さぶられます。大変な状況下だからこそ気づいたこと。それは、生きていく上でとてもとても大切なメッセージ・・
今年は、3.11から12年目の年です。あの震災の夜、満天の星空だったことを覚えていますか。
地上は真っ暗で、誰もが不安だったあの夜・・空は光り輝いていたんです・・
星の王子さまも砂漠を歩きながら満天の星空を眺めるシーンがあります。サン=テグジュペリは戦争中、たくさんの人が亡くなるのを真近で見て、空を眺めると満天の星空が広がっていて・・その星空を眺めながら、親友を思いながら、何を感じたでしょうか。

お客様の感想

看護師のお客様から素敵な感想いただきましたのでご紹介させていただきます。
公演、本当に素晴らしかったです。「星の王子さま」かなり昔に読んだきりだったこともあってか、今回、こんな話だったのかと、とても新鮮でした。蛇やきつねといった動物や、こだま(やまびこ)のユーモラスさに心が和み、特に、きつねがあれほど愛らしかったことや、とても切ない出会いだったことに気づき、何度も涙が出そうになりました。目の前に、他に誰もいない、音のない夜の砂漠が広がるようでした。
思えばテグジュペリが物語を書いた第2次世界大戦中も、フランスは危機的な状況にあり、物語が捧げられた親友の方も、ナチスの弾圧対象でした。国や親友に危険が迫る状況で、この物語を書いたサン=テグジュペリの心中はいかばかりだったか、ということも今こういう時期だからこそ、想像せずにはいられませんでした。井戸を探す場面、別れが迫る場面、エピローグの場面も何度も泣きそうになりました。
目の前の状況が不透明でも、「一番大切なものは目に見えない」から私達は一生懸命に他者のことを思い、生きようとするのだと思います。

ご予約はこちらから

語り劇版「星の王子さま」(原作:サン=テグジュペリ)
◎日時:2023年4月15日(土)午後2時~4時30分
※開場は午後1時40分
◎木戸銭:前売り3000円 当日3500円
下の青い数字をタッチしてお申込みください

予約カレンダー

予約リスト
星の王子さま
14:00注記

お問い合わせはこちらからお願いいたします
080-4719-8960
info@ogawa-chinatsu.com

小河知夏劇場の脚本・演出 富田剛史の制作ノート☆

制作ノートをご覧になっていただけるとより「星の王子さま」を深く楽しめます!

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