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夏休み!宮沢賢治原作「よだかの星」終演いたしました!

ナツログ

子ども達に名作を聴かせたい!というコンセプトで開かれた語り劇!贅沢にも、宮沢賢治作「よだかの星」宮原晃一郎作「虹猫の話」新見南吉作「蟹のしょうばい」3本立てでした!実は、この3人。同じ時期に童話を書いていました!(そんなつながりが!)
新見南吉は宮沢賢治の童話が大好きでした!そんな作家のつながりや作家がどんな人生を歩み、どんな時代を生きていたのかを知るとその作品がもっと深く、もっと好きになります。

厳しい時代だからこそ、宮沢賢治の作品が心に沁みる

今回「よだかの星」を語り、皆さん、よだかと自分を重ね合わせ「よだか」にエールをおくっていました。よだかが鳥たちや、星たちに言われたことは、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。自分で生きる世界を見つけ、何度も何度も挑戦しつづける姿に客席から涙があふれました・・
宮沢賢治の作品のメッセージはこれからの時代にとてもとても大切だと実感しました。自然を愛し、生き物を愛し、地元を愛し、そして自分を表現することをやめない・・
宮沢賢治は今でこそ日本中で有名ですが、彼が生きているときには誰にも認められなかった。赤い鳥に掲載されることはありませんでした。だからと言ってその作品が駄作なのではありません。あなたの歌や絵や文章だって誰かの心を動かしているかもしれません。そんな気持ちで世界が満たされたら素敵じゃありませんか。

子どもは本物が分かる天才!


親子3世代でご参加くださった方も♪最年少の2歳の女の子は、ちゃんと言葉を話せていたので、アニメの様に映像がなくても、語り手の表情と台詞で脳裏に映像を想像できて楽しんでいました♪嬉しいですね~^^「子どもには難しい」と大人が勝手に決めつけていることはとても勿体ないことですね。「子どもは「本物」が分かる天才!です。小さなころから名作に触れさせたい!
「もっともっとたくさんの子どもたちに聴かせたい!」とお客様さまたち。文章では想像しにくい子どもたちも語り劇の台詞と表情、表現力でありありとその世界を想像できます。生きていくのに必要なことが昔ばなしや名作の中にはたくさん散りばめられています。日本は世界でも珍しく「話芸」の発達している国。脳裏に物語を想像して楽しんできた民族です。だからこそ、今目の前にあることだけで判断するのではなく、相手を「想像」してコミュニケーションをとれてこれたんだなと思います。

語り劇の感想

語り劇は、太宰治、夏目漱石、芥川龍之介などの文学作品も数多く語っておりますが、大人から子どもまで「大迫力!!」「こんないいおはなしだったんんだ!!」「朗読や読み聞かせとは全然違う!」「何役も演じているのに全部演じ分けられてる!!流石!!」「頭の中にありありと世界が浮かぶ・・初めての体験だ!」「涙した!感動した!!」「5歳なのに90分飽きずに最後まで観てた・・驚いた・・」「本を読むのは難しいので、語り劇で日本の名作に触れている」「本も読みたくなった!」
と皆様、目をキラキラさせながら話しかけてくださいます。日本の新しい話芸「語り劇」ぜひ体感してみてください♪次の公演は、日本のミステリーの創設者!あの明智小五郎が初めて作品に登場した江戸川ら乱歩の不朽の名作「D坂の殺人事件」です!

明智小五郎「僕は人間を研究しているんですよ」

D坂を語ると思います。いつもどれだけ世の中を「物質的」に見てしまっているのだろうかと・・・
同じ現場にいながら、全く別の推理をした主人公の「私」と「明智小五郎」この2人の推理バトル必見です!しかも、今回はD坂のモデルとなった「団子坂」その坂下にある「コーヒー乱歩」からお届けします!zoomオンラインでの観劇もOK!ご自宅の特等席からご参加ください。詳細はこちらからご覧くださいね↓

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