語り劇「D坂の殺人事件」+トークイベント「D坂と乱歩誕生の謎を探る」団子坂近くの老舗旅館で開催
のちに名探偵と呼ばれる明智小五郎が初めて登場する名作「D坂の殺人事件」。江戸川乱歩ファンなら、D坂とは団子坂のこと…というのは周知の事実です。江戸川乱歩は、デビュー前の一時期、二人の弟とともに団子坂で「三人書房」という古本屋を経営していて、まさに古本屋が舞台となるD坂の殺人事件のインスピレーションを得たであろうことも、ファンなら当然知っている話でしょう。
そんな団子坂からもほど近い、谷中の老舗旅館「澤の屋」さんで、①13時~小河知夏劇場の十八番「D坂の殺人事件」の語り劇 ②15時~小河知夏劇場の脚色・演出・プロデュース担当トミタプロデュース富田剛史が「D坂と乱歩誕生の謎を探る」と題し、鳥羽出身の平井太郎(*乱歩の本名)がいかにして江戸川乱歩になったのかを紐解くトークイベントを開催。当時まさに団子坂に暮らした文豪 森鴎外の作品の語り劇も一部交えつつ、大正初期の平井太郎のところへタイムトリップしてみます。
その後、希望者いれば谷根千のどこかのお店で、さらに乱歩を肴に打ち上げでもしようか…という乱歩三昧の日曜日を企画しました。もちろん、この機会に、各部屋雰囲気溢れる和室旅館の澤の屋さんにお泊りするのも有りです。千代田線千駄木駅やJR山手線日暮里駅なども近いので、そのまま月曜日に出勤もいいでしょう。
また、月曜日は池袋・立教大学内の旧江戸川乱歩邸「大衆文化研究センター」の開館日なので、一度行ってみたかったという方は、一泊二日で乱歩三昧はいかがでしょうか。
文豪の街「谷根千」と団子坂
谷根千は今では観光スポットとして有名ですが、谷根千の魅力は何といっても、森鴎外、夏目漱石、江戸川乱歩など日本の名高い文豪たちが好み暮らしていた場所なのです。千駄木駅近の団子坂には「森鴎外記念館」その近くには江戸川乱歩が兄弟三人で営んでいた古本屋「三人書房」があり(*現在は駐車場)この団子坂は作品の中にも登場していて、江戸川乱歩が書いた「D坂の殺人事件」のDは団子坂のDですし、夏目漱石「三四郎」にも団子坂が登場し、この坂は菊人形も有名だったため、これらの文学作品でも、名物の菊人形を絡めて登場しています。
古き良き日本を感じる老舗旅館「澤の屋」で聴くD坂の殺人事件
谷根千の中心地、根津神社からほど近い老舗旅館「澤の屋」は創業73年!ご家族で営われている温もりを感じられる旅館で、コロナ前は日本の良き暮らしが感じれると外国人の方の旅行者に大人気で、世界92か国、約20万人の方が訪れていたほどです!入口のドアを開けるとそこはもう別空間!タイムトリップです!そんな「澤の屋」から江戸川乱歩原作「語り劇版 D坂の殺人事件」をお届けします!
そして、大正9年の団子坂への時間旅行…
今回注目していただきたいのが語り劇のあとのトークイベント「D坂と乱歩誕生の謎を探る」 江戸川乱歩ファンは必見です!小河知夏劇場の脚本・演出を手掛けるトミタプロデュース富田剛史が皆様へ大正8、9年…乱歩が暮らし三人書房があった頃の団子坂がありあり想像できる時間をお届けします!
乱歩が「江戸川乱歩」としてデビュー作品「二銭銅貨」を発表するのは、大正12年(1923年)で、大阪に暮らしていたときのこと。明智小五郎が初めて登場する「D坂の殺人事件」を発表したのはその2年後、大正14年に雑誌の1月号に掲載していますから書いたのは前年でしょう。このときも、暮らしていたのは大阪です。
いま、乱歩ファンなら誰でも知っている「D坂」とは「団子坂」のこと・・・という話、ちょっと不思議だと思いませんか? 引っ越して2~3年も経っているなら、大阪や神戸あたりが舞台になってもおかしく無い気がしませんか・・・
そんな疑問も含めて、今回いろいろ探ってみました。平井太郎青年にとって団子坂とはどのような意味を持っていたのか・・・
「答え」が見つかるとは限りませんが、よかったら一緒に大正8~9年の団子坂へ一緒に行きませんか。
お申込みはこちら
2022年9月11日(日)
13時~14時45分 語り劇「D坂の殺人事件」
3,000円(オンライン:2,000円)
15時~16時半「D坂と乱歩誕生の謎を探る」
2,500円(オンライン:1,500円)
通し割引 語り劇+トークイベントセット
併せて4,500円(オンライン:3,000円)
澤の屋 会場視聴のご予約
911乱歩デーat澤の屋 | |||
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13:00 | 15:00 | 注記 |
オンライン視聴ご予約
911乱歩デーオンライン | |||
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13:00 | 15:00 | 注記 |
info@ogawa-chinatsu.com
谷中の老舗旅館 澤の屋に泊まろう!
イベントの後はちょうど夕暮れ、谷根千のどこかでちょっと交流会も予定しています。
この機会に是非、あの有名な「澤の屋」へ泊ってみよう!澤の屋では、宿泊の他にデイユース(日帰り)、お風呂の利用も可能!私もお風呂に入ってみましたが本当に気持ちよく「はあ~!いい湯だな~♪」と旅行気分を楽しみました!
♦宿泊料金
一人部屋BTなし4部屋 5,940円
二人部屋BTなし5部屋 11,220円
二人部屋BT付き1部屋 12,320円
三人部屋BTなし1部屋 15,510円
三人部屋BT付き1部屋 17,820円
バス・トイレなしでも、自慢の素敵なお風呂が使えますのでご心配なく。
ご予約・空き確認などは澤の屋さんへ直接お願い致します
旅館 澤の屋
東京都台東区谷中2-3-11
電話 03-3822-2251
FAX 03-3822-2251
E-mail ryokan@sawanoya.com
また今回、乱歩デ―ご参加ですとあまり時間が取れないでしょうが、デイユースやお風呂のみの利用もできますので、ご参考まで。
◆デイユース(日帰り)
ご利用時間:午前9時から午後7時まで
1部屋・1名様:3,300円(税込み)
※2名様以上のご利用も可能
貸切風呂のご利用料金を含みます。ただし貸切風呂のご利用時間は午後2時から7時までとなります。
♦お風呂のみ利用
大人:500円(税込み)
小学生:300円(税込み)
小学生以下(タオルなし):100円(税込み)
タオル、ボディーソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー完備,手ぶらでお越しください。
営業時間は午後2時から10時(受付9時)まで、交代制で1組様45分とさせていただきます。
お客様同士が密になることはございません。
詳細・お申込みは「澤の屋」さんへ直接お願いいたします。
03-3822-2251
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