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太宰が住んだ大宮 探索ツアー 2021X’mas~名作「人間失格」を生んだ街のクリスマス~

公演・イベント情報

太宰治が2週間暮らした「大宮」という街

みなさんは太宰治が大宮に少しの間暮らしていたことをご存じだったでしょうか。太宰治といいますと斜陽館のある故郷の津軽。 妻、美知子と新婚時代を過ごした山梨。晩年を過ごし玉川上水で自殺、お墓もある三鷹のイメージがありますよね。実は、太宰は1948年4月から5月の2週間ほど筑摩書房の創設者・古田晁の案内で、執筆に集中するため小野澤清澄宅へ移り「人間失格」の「第三手記」後半と「あとがき」を執筆しました。その時に使っていた机を大公開します!太宰治大宮探索ツアーの案内人でもあり各地で太宰治の講演会もしている郷土史家の玉手洋一さんがこの机を見つけ、さいたま文学館・土屋文明記念文学館でも展示されていた机で、大勢の方がこの机に触りたい!写真を撮りたいと全国から足を運びました。なんと!その机を太宰治のゆかりの場所に置いてあるのです。

その場所とは太宰治が山崎富栄と入水自殺をする前日6月12日に、太宰は一人で大宮の宇治病院に古田を訪ねてます・・きっと、富栄とのことを相談しようと思い訪れたのですが、古田は不在・・その時に訪れたのがこの旧宇治病院宅。太宰治も実際に見た景色を同じ視点でことができるのです!私も経験しましたが100年前の大宮にタイムトリップ。とても身近に太宰治を感じることができました。その旧宇治病院宅にこの執筆机を置き、旧宇治病院宅の日本間で「語り劇版 メリイクリスマス」をお届けします。

太宰治のメリイクリスマス

太宰治が大宮へやってきた前年、昭和22年1月に「中央公論」に発表された作品『メリイクリスマス』戦後間もなく、知り合いの娘さんと出会った時の悲しくも温かい物語。登場するシズエ子さんは、新宿でバー「風紋」を営んでいた林聖子さんがモデルとされています。

メリイクリスマスに登場するシズエ子ちゃんのモデルとなった林聖子さんや聖子さんが新宿で営んでいた「風紋」についてはぜひshigeさんのブログをご覧ください↓

太宰は昭和21年11月、林聖子さんの自宅に出向き『メリイクリスマス』が発表された「中央公論」を懐から取り出し、「これは僕からのクリスマスプレゼント」と言った・・そんな太宰らしい思いのこもった作品です!これはまた!なんという素敵な企画でしょう!!太宰治ファンにはたまりません!また語り劇のあとには、ツアーの案内人玉手洋一さんがが昨年インタビューした、太宰が大宮にいた時に身の回りのお世話をしていた当時17歳の女性の貴重な映像(約20分)もご覧いただき(こちらも必見です!)実際に太宰治がどんな人だったのかをリアルに体感していただけます。

ご予約はこちらから

オンラインZOOMでのお申し込みはこちらから
12月26日(日)15時~16時30分(開場は開演の10分前)
木戸銭:2000円

予約品目が見つかりませんでした。

現地での太宰治のゆかりの地をめぐる探索ツアーの詳細とお申し込みはこちらからお願いいたします↓

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