本当なら、4月18日に浅草で公演を予定しておりましたが、外出自粛となり辻屋さんでの公演は断腸の想いで中止に。それならオンラインでお客様に物語をお届けできないかと星新一作品・角田光代作品をzoomで語り劇を開催しました! (原作:星新一「ボッコちゃん」「おーい でてこーい」どちらも新潮文庫刊 『ボッコちゃん』所収) (原作;角田光代「名前」(双葉社刊『Presents』所収)
https://ogawa-chinatsu.com/event-report/stage-report/468/
トミタプロデュースの富田さんのオンラインだからこその演出で開催したところ、お客様がとても喜んでくださったのです!!ぞわ~と怖くなったり、じわ~と感動してくださったり、心を揺さぶりながら物語を観劇してくだしました!!
そこで、5月9日(土)に辻屋本店さんとオンラインで繋ぎ、zoom 語り劇「走れメロス」を開催することとなりました!!ぜひぜひぜひ!!お待ちしております!!!
5月9日(土)15時~16時30分
木戸銭:1000円 +投げ銭(辻屋本店さんを応援するだけでなく、実際にお買い物でご使用いただけます)
お問い合わせ先・ご予約はこちらから
https://liblab.biz/event/2020/04/1190/
小河知夏オガワチナツ劇場
080-4719-8960
info@ogawa-chinatsu.com
人間は、信じられるのか?
オリンピックの前に、改めて聴きたい!!!
あの名作を、語り師 小河知夏が一気に 走る語る!!!
「走れメロス」が生まれた時代昭和15年(1940年)幻の東京オリンピックがおこなわれるはずだった年に書かれた作品
NHK大河ドラマ「いだてん」を見ていた人はご存じでしょう。アジア初の五輪「東京オリンピック」は実は最初昭和15年に開催が決まっていました。
ところが、日中戦争が勃発し世界での戦況も悪化。開催の2年前に「開催返上」が決定。「幻の東京オリンピック」となります。日本での開催を楽しみにしていたアスリートも一般市民はさぞがっかりしたでしょう。
こうした時代の空気と関係があるのかないのか・・・「走れメロス」は、そんな昭和15年の春に書かれた作品なのです。
24年後、昭和39年(1964年) 念願の東京オリンピックが開催された!
待つ身がつらいか、待たせる身がつらいか?
友情や信頼をストレートに表現した名作「走れメロス」は、太宰治の代表作のひとつとして知られていますが、この作品のきっかけ・・・というとんでもないエピソードを太宰の親友の作家である檀一雄が書き残しています。
二人がとある困難な状況に追い込まれ、檀一雄を人質に残し「すぐ戻る」と伝えて太宰治がひとり解決策を求め出ていくのですが、簡単には行かず、なかなか太宰は戻ってきません。後に太宰を責めた檀に「待つ身と待たせる身、つらいのはどっちだ?」と太宰が言うのですが・・・。さすが「走れメロス」と「人間失格」を両方書いた人です。詳しくは当日!
お問い合わせ・ご予約はこちらから↓
https://liblab.biz/event/2020/04/1190/
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